クロスバイクの後輪をまともに取り外せもしないけど、自転車分解して掃除してみたよ

まずはじめに。勢いで掃除を始めてしまったので、ちゃんとしたビフォーアフターな写真はありませんのであしからず。

一応ウェアラブルカメラのHX-A500で掃除する様子を撮影はしていたので、それが参考になるかなと思います。 それにしても、はじめての分解でかなりグダってしまい、掃除は3時間くらいかかりました。 さらにブラシを使ってゴシゴシやってる様子がカメラがブレブレで見ていたら気持ち悪くなるので、YouTubeの動画は盛大にカットしたダイジェスト版となっております。

分解自体は比較的簡単にできるのですが、掃除し終わった後の組み直し、特にチェーンをかけ直すのに非常に苦労しました。 チェーンを外す場合は、事前にどうやってチェーンがかかっているのかをちゃんと確認してからやりましょう。

準備しておくととても便利な使い捨てアイテムたち

まずは手袋です。

これがないと掃除どころではありません。 油でベトベトになるので使い捨ての手袋がよいと思います。 油落としのディグリーザーで手が荒れると思うので、素直にこれを使っておくといいです。

次に拭くものですが、こちらも使い捨てできるものがいいです。 お勧めはJKワイパーです。

ティッシュのような感覚で使えます。 それでいて紙質がしっかりしているのでギアの尖った部分に引っかかって簡単に破れたりしないのがいいところです。

似たようなものにキムタオルがありますが、自転車のギア掃除に関しては向かないと思います。 すぐにボロボロになってしまいますし、厚みがあるのでギアの細かい部分まで拭くことができません。

この2つは自転車を分解せずに掃除する際にも必須アイテムです。 自転車掃除以外にも使えるので、お家に1つ置いておくと何かと便利だと思います。

油汚れを掃除する(チェーン・ギア編)

油汚れは普通に拭いても落ちないので、ディグリーザーを使います。

私は100均で買ってきたアルミパッドにディグリーザーを移して、そこにギアやチェーンをつけながら洗いました。

スプレータイプのものもあるので、どちらを選ぶかは好みの問題だと思います。 スプレータイプのものを使って掃除するのは、それはそれで楽かもしれませんが、しっかりキレイにしようと思ったら分解しての掃除が必須だと思います。

実はチェーンだけは分解せずに洗ったことがあるのですが、分解する手間はありませんが洗いにくかったです。さらにボディにディグリーザーがつかないように気を使うので、それはそれで非常に面倒臭かったです。

分解するしないにかかわらず、後輪ギア掃除用のブラシはあった方がいいと思います。 後輪ギアは外側の1枚か2枚くらいが個別に分解可能なだけで、残りのギアはひとかたまりになっています。 毛足の長いブラシと鎌のような形状のプラスチックで泥汚れをかき出すしかありません。

後輪ギア(スプロケット)の分解

後輪ギアを分解するには専用の工具が必要になります。

私はロックリング締め付け工具を買いましたが、取っ手と一体になったものもあるので、それを使う方が便利かもしれません。 ロックリング締め付け工具の場合、別途モンキーレンチが必要です。

ロックリングを取り外すにはそれなりの力がいるのでちょっと大変でした。

チェーンの分解

チェーンを分解する前に、自転車のチェーンがミッシングリンクを使っているか確認しましょう。

チェーンをじっくり観察して、チェーンに上記のような部品があったら取り外しは非常に簡単です。 油で滑ってやりにくいかもしれませんが、手だけで取り外すことができます。 私のクロスバイクは購入したお店のサービスなのかは知りませんが、最初からミッシングリンクだったのでありがたかったです。

チェーンを分解する前に、必ずチェーンがどこをどう通って繋がっているのかメモしておきましょう。 何も考えずに外すと私のように泣きたくなります。 (掃除時間の半分はチェーンのつなぎ方で迷っていたといっても過言ではありません)

ちなみに、チェーンを繋いだまま掃除するための道具があります。

一度これを使って掃除しましたが、チェーンだけならキレイになります。 が、この道具は安物だと作りがものすごくちゃちいので、ほとんど使い捨てみたいなものです。 私は安物を買ったので、はじめからプラスチック部分のかみ合わせが悪く、一度使っただけで壊れました。 (というより、使ってる最中に壊れたというのが正しいかもしれません)

ディグリーザーを使って油汚れを落とした後は、しっかりと注油しましょう。 (もちろん組み直したあとで、ですが)

ボディの洗浄

大変なのは油で汚れたチェーンとギアの掃除であって、他はそんなに大変ではないと思います。

私はチェーンとギアの掃除で力尽きて、ボディやタイヤの掃除はかなり手を抜きました。 雑巾にバイクウォッシュという洗剤を吹き付けて軽く拭きあげて終わりにしました。

匂いがなかなか独特で慣れませんが、チェーンから飛び散った油汚れ程度ならさっとキレイにできます。 面倒臭かったらJKワイパーで拭きあげるだけでも別にいいのではないでしょうか。

分解後の後輪のギアの輝き

分解しての掃除はなかなか大変でしたが、自転車に乗り始めてはじめて後輪ギアが銀色に輝くのを見たような気がします。 比較写真で分かるとおり、掃除前は本当に真っ黒でしたので・・・。

洗浄前と後の比較

こう輝いていると分解して掃除したかいがあったなぁと思えます。

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