ちょっとした庭木の剪定に使えるマキタの充電式ヘッジトリマをレビュー

マキタ 充電式ヘッジトリマ本体のみ
MUH260DZ
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庭木の剪定をするのに剪定バサミで切るのは大変です。祖父母の家にいけば機械があるので、それを借りてくるということも考えました。しかし、借りに行くと「刈ったげるわ」となって、わざわざ祖父母に庭木の剪定を手伝ってもらうことになりそうなので避けたい。

調べてみたら比較的低価格で剪定用のバリカンを購入できるようなので、いっそのこと買ってしまうことにしました。

バッテリを共用

以前、マキタのコードレスクリーナーを購入しました。そのため同じマキタ製品であれば、バッテリを使いまわせます

庭木剪定用のヘッジトリマーには、私の購入した10.8Vバッテリー用のものもあるので、そちらを購入しました。バッテリ分お安くなるのでお得です。

実際に使用してみて

コードがないので動きやすく快適

コードレスであるため、動きやすいのがとてもグッドです。コード式の製品だと、無計画に動くとコードが絡まったり引っかかったりして大変です。私はコード式のバリカンも使ったことがあるのですが、それと比べてコードを引っ張ったりしなくていいのでとても楽でした。

刃の切れ味について

切れ味はそれなりにいいと思います。細い枝ならガンガン刈ってくれます。木の上に隠れていたトカゲが、とばっちりを受けて体がまっぷたつになってしまうほどには切れ味はよいです。指がスパッと切り落とされることはないと思いますが、指を挟んだらおおごとになるのは間違いないでしょう。使用の際には気をつけなければなりません。

太めの枝を切ろうとすると止まってしまいますし、刃が簡単に欠けてしまいます。大体直径1cm以上になると切れないようです。刃が欠けたからといってすぐに切れ味が悪くなるわけではありませんが、太い枝がありそうなとこには使わないようにした方が長持ちするでしょう。

バッテリの残量が減ってくると、切れ味に影響が出てきます。早めの充電を心がけたほうがいいでしょう。

こまめな注油が必要

使用前後、使用中には定期的に刃に注油が必要とのことです。私はCRE-556を刃に定期的にさしながら使いました。

556で水洗いするかのごとく豪快に使いました。気分的な問題かもしれませんが、油をしっかりさしておいた方がよく切れた気がします。

注油は刃にヤニなどの汚れの付着を防ぐ意味もあり、刃の切れ味を保つためにも意味があるので、定期的にさした方がいいと思います。

付属の受け皿は使わない

写真にもついている切った枝をためる受け皿ですが、正直なところない方が使いやすいと思います。この小さな受け皿で切った枝を受け取るより、バンバン切って後でまとめて片付けを行った方が手っ取り早いと思います。

どんなに気を使っても切った枝すべてを受けきることはできないので、結局のところ下に飛び散った枝を後で片付けなければいけません。それに受け皿があると切る作業のときに非常に邪魔に感じます。

軽いと言っても結構疲れる

軽いと言っても、使用していると腕が疲れてきます。スイッチがトリガー式なため、使用中ずっと握っておく必要があってかなり疲れます。さらに機械自身の振動により、剪定が終わったら腕が痙攣するほど疲れます。へたな筋トレより効くかもしれません。

総評

切れ味には特に不満がなく、庭木の剪定をする程度であれば充分に活躍してくれます。これで対応できないような太い枝は、剪定バサミで対処すればいいです。それだけでも、剪定バサミを使うより手早く、そしてキレイに仕上がります。

パワーの観点ではコード式に分がありますが、コード式にはデメリットの方が多いと思います。剪定中に電源ケーブルがあると移動が制限されるだけでなく、枝を刈る際にコードを巻き込まないように気をつける必要があったりと、結構神経を使います。その点バッテリ式の本製品であれば、コードに煩わされることがないため、剪定作業に集中することができました。

マキタの同製品でも、バッテリ式(10.8V、14.4Vタイプ)・コード式のものとあります。バッテリ式の場合は充電器とバッテリの有無で型番が異なるので、購入する場合は目的のものを選び間違えないように気をつけてくださいね。

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