イイモノ

3DSみんなでまもって騎士はひとりでやっても楽しいのかレビューしてみる

starstarstarstarstar_border
みんなでまもって騎士 姫のときめきらぷそでぃ
シンプルながらついついハマってしまう面白さ

このゲームはニコニコ動画でM.S.S.Projectの実況動画を見て知りました。4人でワイワイやってて楽しそうだなと思っていました。

4人でやったら確実に面白いというのは分かりましたが、果たして一人でやっても楽しめるゲームなのだろうか。やってみたい気もするけど今ひとつ踏ん切りがつかなかったのですが、結局誘惑に勝てず買ってしまいました。

ファミコンのゲームのようなレトロな見た目と音楽ですが、その分ゲーム性で勝負している感じで面白いです。コミカルな寸劇と共に物語が進んでいき、全部で100個あるステージに挑戦していきます。100ステージじゃ足りないという人のために、ステージエディット機能が用意されているので、遊び足りない人は自分で作ればいいと思います。

ゲームが始まると、大量の敵が城と姫に向かってワラワラと集まってきます。その猛攻をバリケードや砲台を駆使しながら食い止め、姫のHPがゼロになる前に敵を全滅させたらステージクリアとなります。

敵が本当にワラワラと湧いてくるので、適当にBボタンを連打してるだけでも楽しいです。日頃の鬱憤をBボタンにぶつけるといいです。

最初のうちは何も考えずにガチャガチャやってるだけでクリアできますが、そのうち頭を使わないといけなくなってきます。頭を使うと言ってもそんなに難しいことではありません。前線をどうやって押し上げていくか、姫をどこまで連れ回すか、お金をどれくらい使ってキャラクターをパワーアップさせるかという感じです。

面白いのはステージ中のお金の使い方です。手に入ったお金はキャラクターのレベルアップに使うことができます。キャラクターのレベルが上がると、攻撃力が上がってステージクリアが楽になります。しかしそのお金は、使わずに余らせれば持ち帰ることができ、施設や姫の強化などに回すことができます。

余ったお金は軍資金になる

ステージクリアのために惜しみなくお金を使うか、それとも先を見据えて持ち帰ることを優先するのか。節約し過ぎるとキャラクターがすぐにやられてしまい、やられると貯めていたお金が半分になってしまいます。かと言ってレベルを上げ過ぎると軍資金がいつまでたってもたまりません。こういったジレンマがこのゲームの面白いところです。

お金以外にも、姫をどこまで連れて行くかどうかも悩ましい問題です。というのも、姫を安全地帯に置いておけばゲームオーバーにはなりませんが、姫から離れてしまうとプレイヤーキャラクターのレベルが下がってしまいます。すると攻撃力が下がり敵を倒しにくくなる上に、HPや防御力まで下がるので死にやすくなってしまいます。

かと言って姫を前線に連れて行けば、敵の苛烈な攻撃にさらされるわけです。いかに姫の安全を確保しつつ前線を構築するか。これまた悩ましい問題なのです。

バリケードを作りながら進むのも手ですが、バリケード作るのにもお金が必要です。ここでもまたお金の問題で頭を悩ませるわけです。既に設置してあるバリケードをうまいこと再利用しながら、お金を節約しつつ進むことも考えなければなりません。

しかしそのバリケードも、置いておけば安心かというとそうでもありません。敵によってはバリケードを押しこむことができるやつがいて、これがやってくると苦労して維持していた前線が一瞬で崩れてしまいます。そういう危険な敵に限ってタフなので、そいつを優先して倒そうとしていると他の場所の守りが手薄になって、よそから攻めこまれてしまいます。

バリケードを動かさないまでも、たやすく破壊してしまう敵もいるので、そいつが画面上に現れたら緊張の一瞬です。金タウロスマジパネェ・・・。

ソロプレイだとそんな感じでとても忙しいのですが、だからこそ面白いとも言えます。

ソロプレイの面白さと限界

ソロプレイだとアーチャーが使いやすいです。敵への攻撃とバリケードの修復を安全な距離から行えるのが強いです。ただしアーチャーに慣れると、他のキャラで金タウロスを相手するのが辛くなるかもしれません。

全部で100ステージあるのですが、意外と飽きなくプレイできます。迷路みたいな入り組んだマップで戦ったり、逆に何もないただっぴろいステージで戦ったり。

ただそれは初見プレイだからで、ギミックを知ってしまうと面白さより作業感が増してきます。ここをこうしたら敵が出てくるんだろうと分かってしまうと、敵がわんさか出てくる前にジェネレーターを壊してしまえばいいとなってしまって、面白さが半減してしまいます。キャラクターも、スキルなどを育てすぎると余裕になりすぎますしね。

ゲームの難易度はイージー・ノーマル・ハード・ヘルの4種類がありますが、おそらく初見でスキルが育っていないノーマルが一番面白いかもしれません。そこがソロプレイの限界かなと思います。ある程度クリアしたら、自分でスキル制限を設けてプレイするか、後は自分でステージ作って遊ぶくらいしかありません。

やっぱり複数人でわいわいするのが楽しいゲームなのだと思います。

なんといってもソロプレイではスキルの選択の余地がほとんどないので、ちょっと変わった遊び方ができないという悩みがあります。複数人プレイであれば、前線維持、攻撃特化、防御特化のように役割を分担することができます。しかしソロプレイでは一人で全部こなさなければなりません。アクションスキルは「もちあげる」がないとやってられませんし、「バリケード」や「砲台設置」もないと厳しいものがあります。

そうなるとアクションスキルはほぼ固定化されてしまい、それを打開するには後は縛りプレイをするしかありません。縛りプレイが楽しめる人ならさらに楽しめるのでしょうが、私はそこまで好きではないのでこの辺りが限界のようです。

ただ、864円で遊べると考えれば十二分に面白いゲームです。オリジナルステージを作って遊ぶという楽しみもありますし、DLCによる追加要素も用意されているので、まだまだ楽しめる余地は多いと思います。

周りに3DS持っている人が多くいるという人ならば、買っておいて損はないと思います。一人で寂しくプレイするしかないような人でも、M.S.S.Projectのメンバーが、「はかいのおうじゃ」ステージをどうやってクリアするのか楽しみにすることができるので、お値段の割に楽しめることは間違いないでしょう。

ご意見ご感想はこちらまで

関連記事