SHIROBAKO 6巻見て、本人の問題だからこそ孤独にしてはならないって肝に銘じた

SHIROBAKO 第6巻
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ゴスロリ様の過去が明かされる16話はインパクト大

劇中劇の第三飛行少女隊の主題歌CDが特典としてついているSHIROBAKO第6巻です。

特典CD

私の記憶が確かであるならば、この主題歌はSHIROBAKO本編ではまったく使われていないのではないかなと思います。ということは、特典で作成される第三飛行少女隊の1話のためだけに作られたと言っても過言ではないという曲ということになります。にもかかわらず、かなり気合の入った曲だなぁと思いました。

Ritaさんという方がボーカルで、私はあまり存じ上げてないのですが、リトルバスターズとか歌っている方のようです。

私的にはボーカルの方より、作詞のくまのきよみさんの方が馴染み深いです。その昔、私がポップンミュージックにはまっていたときに知って以来、密かにファンです。SHIROBAKOはじめ、作詞でよくお名前お見かけするたびに、なんだかうれしくなります。

つらいことがあっても乗り越えなきゃならない

耳の痛い話ではありますが、仕事は楽しいことばかりではありません。

理不尽な要求、答えのない問題、何をやっても上手くいかないこともあります。それでも、それをがんばって乗り越えていかなきゃいけないというのが、この第6巻で描かれている1つのテーマだと思います。

ただし、闇雲に頑張れと言っているのではないというのがミソだと思うのです。

個人的には16話の小笠原さん無双(監督やナベPに対して「丸投げではなく、方向性を提示し一緒に考えろ」と叱りつけているシーン)がとても印象に残っています。確かに本人の問題であることもありますが、だからといって丸投げ、放ったらかしでいいわけはありません。

後輩をもつ身として反省しっぱなしです。誰かが面倒見ているだろうとか、なんかあったら聞いてくるだろうとか、そういう態度で新人に接していたのは良くなかったなと。本人が乗り越えなければならない問題でもあるので、匙加減が難しいところです。しかし「あいつの問題だから」ですませていたらなんか危険なんじゃないかなって思います。(私の場合それすらなかったのでなおたちが悪い)

どこまで立ち入っていいのか難しい問題なのは確かなんですけどね。作業の手順といった表面的な問題ならまだしも、仕事の進め方や考え方といった根本的なところとか、仕事とは関係のない生き方の問題とか。悩みっていろいろですからね。

もっとも、16話はゴスロリ小笠原さんがバッティングセンターでストレス発散してるというギャップが面白い回なんですがね。まじめに考えるとそういう深いテーマがゴロゴロしているのがSHIROBAKOです。

ブックレットを読んでいると、「こんなところがあったのか」という発見があるので、Blu-ray買って見るのもオススメです。今回はウメブーダンスの左にいる女の子がかわいいっていうのに気づけて良かったです。

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