気軽に使えるコンパクトな掃除機、コードレスクリーナー マキタCL100DWをレビュー
最近コードレスタイプの掃除機が人気だそうで。2台目の掃除機として、手軽に掃除ができる充電式のクリーナーが私も欲しい。私の部屋専用の掃除機(一人暮らしをしていたときに使っていたもの)があるんですが、狭い自分の部屋だけを掃除するのに、わざわざコンセントをさして掃除機かけるのが面倒くさいんです。
コンセントをさすのはいいとしても、ものすごいコードが邪魔。スティックタイプの掃除機ではありますが、かなり重いので取り回しもちょっと大変。
そんな理由から「充電式・・・コードレス・・・いいなぁ・・・」と思い始めたら、欲しくてたまらなくなってしまったのです。
充電式であればコンセントの呪縛から開放されます。それに自分の部屋のみでなく、階段の掃除なんかにも使えます。自分の部屋がきれいになっても、そこに至るまでの動線の中(特に階段)で、足の裏にゴミがくっついて自分の部屋に持ってきてしまうことも気になっていたのです。
これはもう買うしかない。
どれを選ぶか
どの掃除機を買うかは本当に悩みました。本当はダイソンのコードレスクリーナーがいいなと思っていたのですが、あれは高すぎる。2台目の掃除機として買うのはためらわれる値段です。
自分が欲しいのはあくまで2台目。取り回しのしやすさを一番に考えるべきではないのか・・・そう考え、最終的に行き着いたのがこのマキタの充電式クリーナーです。価格が比較的安いことが決め手になりました。
安いと言っても、5,000円くらいのやつはバッテリー・充電器がついてないので注意してくださいね。
使ってみて
実際に商品を手にとって見ると、作りはかなり安っぽいです。「おいおい、この掃除機大丈夫なのか?」と思わずにはいられません。
T字型のヘッドはかなり小さく、その上なんの工夫もない作りで、ブラシすらついていません。フローリングに使うなら問題ないが、カーペットの掃除はちょっと厳しそうな感じです。
ただその分重量が軽く(1kgない)、取り回しがしやすいです。
吸引力はそれなりに強いですが、フィルタにホコリが溜まってくると極端に吸引力が落ちます。バッテリが切れたかなと勘違いするくらいには音が全然変わってきます。吸引力がいいのが仇になって、フィルタがホコリですぐにいっぱいになります。
ダストカップ式で、フィルタは二重になっており、ランニングコストがかからない(紙パックで使い捨てではないという意味)です。しかし、このダストカップ、ゴミが捨てやすいとはお世辞にもいえません。
ゴミを捨てるときに中身をこぼしやすいのです。フィルタの方はホコリがくっついているので、多少振った程度では落ず、ティッシュなどを使って擦り取らないといけません。前に使っていたスティックタイプの掃除機が、ダストカップを取り外してぽいっと捨てるサイクロン式であったので、余計に面倒に感じてしまいます。
また、掃除機の排気がすごい勢いで横から出てきます。夏場は扇風機の代わりに使えそうな勢いです。掃除する場所によっては、たまっているホコリをまき散らしてしまうことになるかもしれません。
スイッチはトリガー式で、握っている間だけ動く方式。本体自体は軽いのですが、掃除機をかける間はスイッチを握っていないといけないので、手というか腕が結構疲れます。
クリーナーの差込口の内径は大体3cmくらいで、100均で売っているような掃除機のアタッチメントが使えたりします。
まとめ
2台目利用で簡単に取り回せるものが欲しいという方にはぴったりだと思います。小回りがきくし軽いので、ちょっとゴミが気になった時にサッと取り出して掃除できます。
バッテリがマキタ製の工具などと共通なのもポイントであり、芝を刈るバリカンなどと共通で利用することができます。バッテリはリチウムイオン電池で、継ぎ足し充電などに強いのもいいですね。
ただ、値段相応に安っぽい作りなので、少しでも性能がいいものがいい、クールな外観のものがいい、なんて思う人は止めた方がいいでしょう。
追記
しばらく使ってみて思ったことが2点あります。
意図せず動いて驚く
1点はに掃除機を持ち運ぼうとして柄の部分を握った際に、動かすつもりはないのにスイッチを押してしまうこと。
夜中に置き場所を変えようとしただけなのに、「ウィーン」と大きい音がなってびっくりしてしまうことがあります。取っ手の部分をもつと、意図せずスイッチを押してしまうのです。それだけスイッチが押しやすいということでもありますが、持ち運ぶ際に柄の部分をもつときは注意しましょう。
アタッチメントの取り外し注意
もう1点はアタッチメントを取り外す際に、意図せずダストボックスを開いてしまいがちなことです。
アタッチメントの取り付けは単純に差しこむだけなので、掃除機をかけているうちにきつく入り込んでしまいます。そうすると取り外す際に、単純に引っ張っただけではなかなか外れません。そこで捻りを加えて外すのですが、この際ひねる方向に気をつけないと、本体のダストボックス部分が回ってしまってゴミが落ちてしまうことがあります。
せっかく掃除したのにゴミをまき散らしてしまい、とてつもなく悲しい気持ちになってしまいます。アタッチメントを取り外す際は、ひねる方向に気をつけて、ダストボックスが開かないように気をつけましょう。
特にT字型ノズルは、床に押し付けるせいでかなり強くハマり込んでしまうので気をつけてくださいね。
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