サッシの溝掃除に便利な手動式加圧ノズルを試してみた
うちの玄関は引き戸タイプの玄関である。地味にサッシの溝の掃除が面倒くさい。
こういった溝の掃除にこの製品が便利らしいと聞いて試してみることにした。値段も手頃だしね。
使い方のコツ
この製品はノズル部分だけで、あとは一般に流通しているペットボトルを利用する。ある意味経済的だ。
買う前から「水は入れすぎないほうがいい」という話は聞いていたので、ペットボトルに水を8割くらいでやってみた。するとそれでも水の勢いが思ったより弱い。
やってみると理解できた。ペットボトルの中に圧縮した空気が入るのだから、水が多く入っていると加圧できる余地が少ない。だから水圧も弱い。
水は6割くらいにしてやってみると、そこそこ強い水圧で水が吹き出す。これは面白い。
500mlのペットボトルだと、掃除をする観点からは水を半分くらいに抑えたほうがよいかもしれない。そうなると自然と給水の頻度が上がってしまう。
水圧はしっかり加圧しておけばそこそこの水圧になる。掃除対象にノズルをかなり近づけて吹き付けてやれば、こびりついたホコリなんかは吹き飛ばせた。風呂場のとの溝部分に溜まっていたホコリや髪の毛なんかは、このスプレーだけで割ときれいになった。
ただあくまで手動による加圧なので、頑固な汚れなんかはこれだけでは無理だ。
ノズルの先端を回すことでストレートからミストまで出力方法を変えることができるらしい。たぶんノズル先端を緩める方にすればストレートになるんだと思う。スプレーにしてもノズルを対象に近づけた状態で吹き付ければ、ほぼほぼストレートと変わらない感じだったので、正直良くわかってない。
デメリット
500mlのペットボトルを使う場合、給水の手間がわりとかかるということだろうか。汚れ具合にもよるだろうが、ペットボトル半分の水ではサッシの片側分くらいが掃除できる量だろう。今回は風呂場で試したので給水の手間は気にならなかったが、窓のサッシを掃除してまわろうなんて考えると面倒な気がする。
500mlより大きいペットボトルを使えばこの問題は回避できるかもしれないが、代わりに取り回しが大変になりそう。500mlのペットボトルだと気軽に掃除できるのがメリットだろうから。
あとは加圧がそこそこ大変というのもデメリットかもしれない。シャコシャコ加圧するのが、今回に関しては始めてだったから楽しめたが、ともすると面倒かもしれない。急いでやると手を挟んで痛い目をみるのも気をつけたほうがいい(1敗)。
気軽に使える
とはいえ気軽に試せる価格のやすさはメリットだろう。
こびりついた汚れを取る観点で買うと、ちょっと期待はずれだと思う。あくまで砂や埃などの汚れを洗い流すのに便利というレベルである。
お子さんと一緒に掃除するときなんか、喜んで使いそうだなぁとか思ったりする。ただしあたり一面水浸しにして余計な手間が増える可能性も高いが。
とにかく値段が手頃なのでAmazonで2000円にするのに微妙に金額が届かない・・・なんてときに一緒に買ってみるのはありではないだろうか。
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