持ち運びしやすくリーズナブルな作業台

GREATTOOL ワークベンチバイス
GTWB-300
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作業場所が屋外なのでこいつなしでは作業ができない。ただし安いなりの精度なので過度の期待はしないように。

私の作業場所は基本的に屋外なので、持ち運びできるような作業台が必要だった。そこでこれを買ったわけである。もう半年くらい使っているのだが、作業のたびに使う相棒的なやつになっているのでちょっと使用感を書いておこうと思う。

携帯できる

この作業台のよいところは携帯できる大きさで、収納にもさほど困らないところだろう。しかもリーズナブルなお値段である。大抵のホームセンターに置いてあって、ともすれば通販で買うよりそちらの方が大幅に安かったりする。

しかし利点は持ち運びしやすいくらいしかない。1.8mあるような材を取り回したりするには小さすぎる。また、作業台が軽いので負荷のかかるような作業をする際、第自体がぐらついたりする。持ち運びしやすいというのは作業時には欠点になったりするのである。

たとえばこの台の上で鉋掛けするのは難しい。台自体が動いてしまうからだ。

クランプ機能について

このワークベンチにはクランプ機能がある。あるが、こんなのはクランプとしては役に立たない。

役に立たないは言いすぎかもしれないが、いい感じに使えることが極稀にある感じ。机の手前のハンドルを回すことで天板が移動し、クランプ用のプラスチックを天板の穴に差し込んで材を挟むことができる。が、この天板の精度がすこぶる悪いので、保持力に期待してはいけないのだ。

どちらかというと、天板がセパレート式で間にスペースを作ることができるのが利点であって、バイス機能はおまけである。天板の真ん中が空いていると、そこを使ってクランプで材を固定できたりする。そういった使い方のほうが多い。

天板が滑りすぎる

これはヤスリか何かで表面の塗装を剥いだほうが、作業台として使いやすくなると思う。とにかく天板が滑るのである。材をおいてもつるつる滑る。クランプで固定してても滑る。そういう意味では非常に使いにくい。

そろそろ我慢の限界なので、ヤスリがけでもして塗装を剥がそうと画策中である。ただでさえ天板がガタガタ動くのに、使いにくいったらありゃしない。

ちなみに天板の表面にメモリがついていて長さをはかったりできるが、こんなところで測ったりしないので削ることに躊躇はない。

まとめ

値段なりの作業台である。そもそも作業台自体ない人であれば、十分に役に立つレベルの品であることは間違いない。ただ、クランプ機能とかに期待して買うのはやめておいたほうがいい。

屋外で作業をするしかない私にとってはなくてはならない一品ではある。ただ、もっと大きい作業台がほしい。作業中に道具を置いておけないのが微妙に困るからだ。

もっといえば作業のための小屋がほしいのだけどね。そんな作業部屋を手に入れるまでは、これからもお世話になる品なのは間違いない。

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