アプリ用の画像準備にも使えるテクニックが満載の神速Photoshop WEBデザイン編を読んだ感想
私はAdobe CCのフォトグラフィプランを利用しています。ブログのデザインしたりするのに使えるかもと思って使い始めたものの、まったくと言っていいほど使っていません。これじゃ宝の持ち腐れなので、少しは勉強しようと思って神速Photoshop Webデザイン編を購入しました。
結果的にはWebデザインにはまだ使っていないのですが、Androidアプリの画面デザインを作るのに役に立っている気がします。
いかに省力化するかに特化した本
Webデザイン編は、こんなかんじの内容です。
- どのようにすれば作成した画面デザインを、各パーツとして簡単に書きだすことができるか
- Webデザインをするために便利な機能や設定、プラグインの紹介
- 変更に強くするための作り方のコツ
- 素材として利用するための簡単な加工方法のコツ
この本は「こういうやり方でWebデザインをやっていくんですよ」というハウツー本ではありません。「こうやれば今まで面倒臭かった作業がこんなにも楽に素早くできるよ、ね?簡単でしょう?」という本です。そのため、使いこなすには「こうやれば」の部分が分かっていないといけません。
実際にPhotoshopを使って現在進行形でWebデザインをやっている人が、この本の恩恵をもっとも受けられる人だと思います。逆にいえば、これからWebデザインに活用しようかななんて思っている人にとっては、ちょっとステップを飛ばした本になっているかもしれません。
ただこういう風にやれば作った素材を簡単に再利用できるのかといった、今後使っていくために便利そうだなと感じる話題にあふれているので、買って損はないと思います。
多分私の場合は、Photoshop自体が宝の持ち腐れなだけだと思います。
神速Photoshop グラフィックデザイン編との比較
同様の神速シリーズに、神速Photoshopグラフィックデザイン編があります。
それぞれの内容を誤解を恐れずに簡単に言ってしまうと、グラフィックデザイン編は、画像加工を素早くするための選択範囲の選び方や画像修正方法といった処理の高速化に特化した内容です。一方でWebデザイン編は画像加工の話も少しありますが、メインは作成した素材をいかにWebデザインに利用するために切り出すかといった、設定に特化した内容です。
同じ神速Photoshopですが、扱っているネタに被っているところがほとんどないことに驚きました。
アプリ画面のデザインにも活用できる
私はAndroidアプリを作っているのですが、アプリの画面デザインを作るのにこの本が役に立っています。
スマホアプリのデザインもWebデザインも、どちらも画面全体のデザインを作った上で、実際に利用するために個々の素材をパーツとして切り出して利用する点に共通点があります。Webデザインに役立つノウハウは、そのままアプリのデザインをするのにも役に立ちます。
Webデザインは難しくとも、アプリのデザインであれば画面が小さい分取っ付き易い気がしています。アプリのデザインに活用しつつ、今後ブログのデザインなんかにも活用していければなぁと思っています。
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