純正インクを買うのが馬鹿らしくなる、BCI-325/326 Canon互換インクをレビュー
ちなみに使っているプリンタはCanonのMG6130という約3年前に購入したものです。あまり印刷することはないのですが、いつの間にかインクがなくなっていたので、互換インクを試してみることにした。
純正インクの10分の1次のお値段で、2セット入っているやつをAmazonで購入。純正インクを買うのが馬鹿らしくなるお値段です。
印刷自体は普通にできます。
発色は特に問題があるようには感じません。印刷品質にこだわらないのであれば問題ないでしょう。デジカメプリントをするような人だと気になるのかもしれませんが、そんな人は互換インクを使わないでしょうし。私はそもそも品質を気にするような印刷をしないので充分です。
純正インクを使う必用があるのか
正直なところ、純正インクを使うメリットはほとんど無いと思います。たまにしか印刷しないと、ほとんど印刷していないのにインクがなくなってたというのが正直な感想。原因はノズルの目詰りを防止するために行われる、自動のノズルクリーンにあると思います。微量ながらインクを消費しているそうです。
互換インクを使う上でのデメリットは、メーカーの補償が受けられなくなるということです。しかし、純正インクは約4,500円であり、4回もインクを交換すればプリンタ本体が買えるほどのお値段です。であれば、互換インクを利用して、その結果メーカーがいうような不具合が生じたとしたら、プリンタを買い換えてしまった方が安くつくのではないでしょうか。
この互換インク程度の値段であれば、気軽に印刷ができます。高い純正インクを無駄遣いしないようにと印刷する頻度を少なくしてしまうより、いっそ割り切って互換インクで気軽に印刷をしたほうが、プリンタヘッドの目詰りを防げて製品寿命を伸ばすことにつながるかもしれません。
互換インクでも普通に使えると思ってから、プリンタを気軽に使えるようになりました。
互換インクの罠
ただ、互換インクを手放しで推奨できるわけではありません。インクを交換する際に、中身がこぼれやすかったり(交換時に手が汚れた)するし、購入の際に中身が分かりにくいという不安材料もあります。バラ売りしていてどの色を買うべきなのか分かりにくかったりするのもマイナス面といえるでしょう。
そもそも私のプリンタが正常に印刷できているのは、もしかしたらたまたまなのかもしれません。場合によっては互換インクの品質が悪いことによって目詰りを起こしたり、本当にプリンタが壊れたりするかもしれません。プリンタが壊れたからといって、互換インクを販売しているところは保証してくれるわけもなく、メーカーだってそうです。あくまですべて自己責任です。
インクの質もピンキリで、同じところから買ってもハズレを引くこともあります。一度BKが一切でなくなることがあったのですが、ヘッドの目詰まりではなくインク自体が粘性が高すぎて出てこないことが原因でした。そういう罠もあるので、もう本当に自己責任で使うしかありません。
プリンタを所持しないことも選択肢
最近ではネットプリント(コンビニ等で印刷する)という手段もあります。ネットワーク上にデータをアップロードしてそれを印刷する、もしくは自前のUSBメモリにデータを入れて印刷する。印刷頻度が少ないのであれば、そういった利用方法も検討するべきかもしれません。
私自身もしょっちゅう印刷をするわけではないです。印刷するよりスキャナでデータを取り込む頻度の方が確実に多いでしょう。インクを気にするより、そもそもプリンタをもつべきかどうかを考えた方がいいことだってあるかもしれません。
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