あまりの切粉と電源コードに辟易したので、バッテリ式の防塵丸ノコ買った

18V 125mm 充電式防じんマルノコ
KS511DZ
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はじめからこれ買っておけばよかったが、普通の丸ノコ使ったからたどり着いたとも言える。

丸ノコを買い足した。

もともとAC100Vの丸ノコを持っていたのだが、これがあまりに使いにくくてたまらず買い足してしまった。こんなことなら最初からバッテリ式買えばよかったなぁと思わなくもない。

切粉まみれ

そもそも私はM565というマキタの丸ノコを使っていた。

しかしこれでの作業にかなり不満を持っていた。その理由は2つある。

切粉は本当にものすごい量が出る。木材を切るとあたり一面木のクズで覆われるほどである。当然作業者である自分も切粉まみれになる。ここまで切粉まみれになるとは思わなかった。

そしてACコードに関してだが、そもそも作業場所を考えずに丸ノコを買ったのが良くなかった。私の場合は室内で作業できる環境にないので、必然的に屋外での作業となる。その際に電源が取れる場所が限定されるのに困った。電源が取れても作業場所として安定しないのである。

また、切断している最中に電源コードが想像以上に邪魔だった。回転するノコ刃に当たらないように気を配ったり、木材を切断し終わったあとに安全のためコンセントを抜く手間も馬鹿にならなかった。

値段の観点から安く入ろうとACコードタイプの丸ノコを購入したのだが、こんなことならバッテリ式を買っておけばよかったと思った。もっとも、最初からバッテリ式を買っていたら、防塵丸ノコにはたどり着かなかっただろうが。

解決策は防塵丸ノコ

上記の我慢ならない点を解決するため、私はバッテリ式の防塵丸ノコを購入した。

防塵丸ノコを買うに当たり、刃物の直径だけが懸念点であった。防塵丸ノコには125mmしかないのである。125mmだと切断できる木材の厚みは45mm程度となる。これでは足りないときに困りはしないかというのが迷う点だった。

結局は今あるAC100Vの165mm丸ノコがあるから、厚めの材はこっちで切ろうということで125mmの防塵丸ノコを買うことにした。もう切粉だらけになるのが我慢ならなかったのだ。

125mmでも事足りる

どの程度の材をメインに切るのかにもよるが、DIY用途であれば125mmで十分だと思う。DIYでよく使われる2x4材は一発で切れるわけだから。これよりも厚い材を使うとなると、相当ごついものになってくるので、家でも建てるのでなければ大丈夫だろう。

もっとも、2x4材を45度切りしたいなんてときには125mmでは届かないので、そういう用途が多いなら止めといたほうがいいかもしれない。

防塵でも切粉は出る

自己吸塵率80%程度らしいので、切粉が一切出ないわけではない。やはり少しは舞い散る。しかしM565と比べると雲泥の差がある。

防塵という観点から言うとちょっとがっかりではあったのだけど、もうこれ以上切粉を出さないようにしたいとなれば、集塵機を使えという話になってくるのだろう。

取り回ししやすい

それ以上に恩恵があったのは、やはり電源コードがなくなったことに限る。コンセントのない場所でも作業ができるし、切断作業に集中できるのはかなり快適である。初心者こそバッテリ式の方がよいのではないかとさえ思う。

ACタイプの丸ノコは掃除が大変になるし、コードが邪魔になるしで取り出すのが億劫で作業を開始するのに心理的抵抗がかなり大きかった。

それに対して充電式防塵丸ノコは気軽に使えるので、ちょっとした作業でもとりかかりやすくなった。これが一番大きな変化かもしれない。

この防塵丸ノコを手に入れて、ようやくDIYスタートという感じがする。

チップソー

ちなみにこの防塵丸ノコにはチップソー、つまり刃物はついていない。私はこれを買った。


切れ味はよいと思う。

しかしそもそもが直径が125mmと小さいので、165mmの丸ノコで切るのと比べてはいけない。私の切り方が悪い可能性もあるが、切り終わりの部分にバリができてしまう。165mmの丸ノコで切っていたときはあまり気にならなかったので、125mmと直径が小さいせいなのかなと思っている。

切り口のきれいさを求めるのであれば、そもそも165mmの丸ノコを使うほうがいいと思う。

作業が快適になった

防塵という観点では結局掃除の手間はあるのだけど、M565を使っていた頃に比べると遥かに楽になった。おかげで作業も捗る。

はじめから防塵丸ノコ、バッテリ式を買っておけばよかったというのは、実際に丸ノコを使ってみたからこそ感じることだっただろう。最初からバッテリ式を買っていたとしても、たぶんそれは防塵丸ノコではなかっただろう。それくらい、切粉の量は想像以上だったのである。

丸ノコをこれから買おうかなと思っている人に私からアドバイスをするとすれば、作業場所と後片付けについてしっかり考えておくようにということだろう。どちらも私が丸ノコを買うときに欠けていた視点である。

ACタイプはバッテリ式に比べたら安く手に入るけれど、それは作業場所が恵まれている人の特権といえるだろう。屋外でしか作業できない、または電源が確保できない人は、バッテリ式を買うしかない。バッテリ式は高いけれど、その分取り回ししやすいので初心者の人には向いている気がする。電源コードを気にしながら丸ノコを取り回すのは結構なストレスなのだ。

あとは大量の切粉をどうするかという点だろうか。防塵丸ノコはその点気軽に使えるのでとても便利だと思う。自分自身の作業服にかなり切粉がこびりつくので、その点で防塵丸ノコはかなり便利なのだ。まわりの切粉の後片付けもだいぶ楽になるしね。

値段やパワーにばかり気を取られがちだけれど、こういった観点でもしっかりと購入を検討した方がいい。

125mmのサイズは小さいと思うかもしれない。もっと太い材を切りたいと思ったときに対応できるよう、165mmの方がいいかななんて思うかもしれない。ただ、DIY用途であればよほどのことがない限り125mmで事足りると思われる。

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