Androidでライフログを記録するのにLitelog free使ってみた感想

Litelog free
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DropboxやEvernoteとの連携も可能。広告の位置がいやらしいがシンプルでいい。

iPhoneだとiライフログというアプリがEvernoteなんかとも連携できて使いやすいらしい。ライフログをとるのにiPhoneに乗り換えるかとしばらく本気で悩みましたが、残念ながら私は根っからのAndroidユーザー。そもそも現在の端末の代金も、絶賛分納中です。

諦めてAndroidでライフログを取るのにいいアプリがないかと探してみて、とりあえずこのLitelog freeというアプリを試してみることにしました。

そもそもライフログって?

ライフログつけてみようかなと思ったのは、シゴタノのタスクカフェを見たからです。

どこで何をしたとか、食べたものの写真を記録していったりするのもライフログです。ですがここでいうライフログは、自分が一日の中で、何にどれだけ時間をかけているかの記録です。最近時間の使い方がルーズになっているので、それを改善する意味でも始めることにしました。

前々からこういう記録をとっている人たちはマメだなぁと思っていました。面倒くさがりの私には向いていないだろうなとも。どうせ長続きしないだろうと思っていたのですが、スマートフォンのアプリでボタンを押すだけで時間の記録がとれるので、意外と長続きしています。徐々に記録を取るのが楽しくなってくるから不思議。

Litelog freeで、今のところはおおまかな項目で記録をつけています。睡眠とか食事とか、ネットサーフィン、ゲーム、ブログ更新、勉強などなど。ざっくりとした括りで記録をとっています。

該当のボタンを押せば押した時(=開始時間)が記録され、作業が終われば終了のボタンを押すことで、終了時間が記録されます。ボタンを押すだけで記録がとれるので、思ったほど面倒ではありませんでした

記録と比較には一工夫必要

アプリ自体の分析機能はあまり豊富ではないです。そもそも携帯電話で詳細に分析するには、スマホの画面は小さすぎます。記録項目を増やせば増やすほど、Litelog free自体で行う分析は見づらくなっていくばかりです。

そこで私は、Litelog freeでは自分の行動の開始時間と終了時間だけを記録するものと割り切って使うことをオススメします。そう考えると、このアプリは非常に使いやすいものです。

つけた時間の記録はCSVファイルとしてエクスポートが可能です。そして、スマホにDropboxやEvernoteのアプリをインストールしていれば、このCSVファイルをそれらのアプリに共有させることができます

そこで私はこのCSVファイルをDropboxに送るようにしています。そしてそのCSVファイルをOpenoffice(エクセル持ってないから)で加工、分析するようにしているのです。

CSVファイルをリンクするように設定しておけば、Litelog freeでエクスポートした最新のCSVファイルを自動的に取り込んでくれます。後はその数値を集計してやり、一日のうちに何にどれだけ時間をかけているのかを分析します。

そしてその集計表をCSVで出力し、Evernoteに過去ログとして保管するようにしました。

つけるようになって変わったこと

行動の開始前にアプリのボタンを押すので、これから行う行動を意識するようになりました。このことにより、メリハリが付くようになった気がします。

時間をだらだらと浪費してしまうことがなくなったとまではいえません。相変わらず、だらだらとした使い方をしています。けれども、「俺はこれからゲームするぞ」と宣言してゲームをするので、無意識に時間を浪費することは抑えられていると思います。

また、寝る前に集計された時間を確認することで、一日の振り返りをするようになりました。自分の記憶ではそんなに遊んだつもりはなくとも、集計表の時間で見てみたらものすごくゲームで遊んでいた、なんていうのが客観的に分かるようになります。

改善するにはまず現状を知るべし

たとえば勉強する時間を作りたいのに、なかなかそれができないのを何とかしたいとします。なぜ勉強する時間が作れないのか。それにはまず、今自分が時間をどのように使っているのかを知る必要があります

何となく無駄に時間を使っている気がする、というのは誰しも思うことでしょう。早起きするようにしたら、勉強する時間が作れるはずだ、なんて思うのかもしれません。

しかし、早起きするためには早く寝なくてはいけない。睡眠時間を削れば、その反動がどこかで生じる。起きる時間だけ動かせばなんとかなるものではないのです。そもそも無駄に使っている気がしているだけで、実はすべて必要な時間なのかもしれない。人間の感覚というものはあてにならないのですから・・・。

そこで、自分が何にどれだけ時間を使っているかを記録するのです。記録して明確な数字として現れれば、それは感覚ではなく、客観的な事実としてそこに明らかにされます。そうすることで、この時間はもうちょっと削れるかもしれないなど、改善点が見えてきます。

だから記録を取るだけでは意味がありません。記録をとった上で、その振り返りを行うことが必要なのです。

仕組みを作ってしまえば後は楽チン

時間の記録自体はスマホのボタンを押せばいいだけなので、思いの外簡単にできます。後はエクセルなりOpenofficeなりで、自分の知りたい情報が集計できるように仕組み化してしまえば、サイクルを回すのは非常に楽チンです。

振り返ってみると、自分に必要な睡眠時間が分かったり、どれだけの時間ネットに没頭していたのかなんてことが明らかになります。意外な発見があるかもしれない上に、とりあえず無料のアプリだけでできることなので、一度試してみてはいかがでしょうか。

追記

クラウドサービスでも構わないという人であれば、Toggleというサービスが非常に便利です。Toggleについての記事も書いてみたので良かったら参考にしてみてください。

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