肌にやさしい先端が丸い毛抜き「驚きの毛抜き」をレビュー
ヒゲを抜くのが趣味なGenです、ごきげんよう。
いえ、別に趣味というわけではないかもしれません。ふと思い立った時にヒゲを抜き始めると、どうにも止まらなくなってしまうだけです。
今までは普通の毛抜き(ステンレス製の1つの金属を折り曲げた作りのもの)で抜いていました。
一方で、前々からルビスのツイーザーが精度がとても良くてオススメだというのを見ていて、いつか欲しいなぁなんて思っていたのです。それでちょっと買ってみようと思ったのですが、ルビスの毛抜きはものすごい高い。精度はいいのかもしれないけれども、ちょっと気軽には試せないお値段です。
そこで妥協して、この驚きの毛抜きという製品を買ってしまったわけです。
軽い力でつまめる
このツイーザーを最初に持ってみた感想が「軽い」でした。それは製品自体の重量ではなく、毛をつまむ動作が驚くほどに軽い力でできることです。
普段使っている毛抜きではこうはいきません。ヒゲを抜くのに夢中になっていると30分とか平気で抜いています。そんな長時間やっていると、手(特に親指と人差指の間の部分)がそれはもう疲れます。毛抜きを使うのに意外と力が必要なのです。
その点、この驚きの毛抜きはとても軽い力で開閉できます。今まで使っていた毛抜きと比べて半分も力を必要としていないと思います。これは楽チンです。さすがは驚きの毛抜きという名前なだけはあるなと思わずにはいられませんでした。
先端が丸いことのメリット
先端が丸いおかげで、肌を毛と一緒にはさんだり先端が肌に刺さったりと、痛い思いをしなくてすみます。これは画期的です。
確かに刃先が平行になっていたほうが短い毛でもキャッチしやすいと思いますが、それは同時に肌も一緒にはさんでしまう危険性をはらんでいます。
これはヒゲではなく、眉毛の手入れをする際に大きく役立ちます。眉のムダ毛を抜く際にはどうしてもまぶたを一緒にはさんでしまって痛い思いをしていました。刃先の丸いこの毛抜きだと毛を抜く際の痛みだけに耐えれば済みます。
丸いことによるデメリット
先端が丸いことはいいことばかりではありません。しばらく使ってみて思ったのは、距離感がつかみにくいということです。特に視認しづらいアゴヒゲを抜く際に気になりました。
考えて見れば当たり前で、先端が丸いということはそれだけ肌に接する部分が少ないということです。これがメリットであり、同時にデメリットでもあるわけです。先端が丸いと肌に接触する部分が少ないのですから、ほんの少しだけ伸びている短い毛をキャッチしづらいということでもあるのです。
長い毛とかなら問題ありません。ちゃんと視認できて、距離感がつかめている毛も大丈夫です。ただしものすごく薄くてよく見えない毛だったり、ほんのちょっぴり出ている短い毛などに対してはちょっと使いにくいです。「大体この辺だろ」とアタリをつけて抜くような使い方をする際には、今まで使っていたような先端が平行な毛抜の方が使いやすいなと思いました。
毛をつかんだと思ったら空振りするばかりでした。先端が丸い毛抜きの扱い方に、まだ慣れていないだけなのかもしれませんが。
抜きやすい毛抜きというより安全な毛抜き
この毛抜きは精度が高くてどんな毛でも抜きやすくなる毛抜きというよりは、肌をつまんで痛い思いをしないですむ安全な毛抜きという印象です。
軽い力で扱えますし、毛抜きで肌をつまんだり先端のとがった部分が肌に当って、痛い思いをするのは嫌だなという人にはオススメできます。価格もリーズナブルですし。
ただ精度を求めて買うと満足できるかどうかは微妙なところです。毛抜き自体の精度は悪くないのです。ですが、先端が丸いことによる使い勝手の違いにより、思ったように毛を抜くことができないと感じるかもしれません。
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