聲の形と向き合ってみる

リアルないじめの描写が心をえぐってくること間違いなしの作品です。読む人によっていろんな思いがあると思います。読んでて楽しい本ではきっとないでしょう。でも誰もがきちんと向き合うべき問題だと思います。私は今はちゃんと向き合えそうにありません。

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火花を読んだ

火花を読みました。お笑い芸人が書いて、しかも芥川賞までとった。だから色眼鏡で見ていた部分もあったのですが、実際読んでみると思った以上に面白かったです。私には妙にクリティカルに刺さったんですが、一方で人を選びそうとも思いました。

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数学の楽しさを伝えてくれる数学ガール

プログラムを組むのに数学的考え方を身につけたほうがいいと、ゆるやかな必要性に駆られて手にとってみました。物語形式ではありますが、数式に拒絶反応を持つ私にはややハードルが高かったです。しかし、それでも読んでよかったなと思える本でした。

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Fate/GOはじめました

ガチャが渋くて低評価レビューが目立つFate/GOはじめました。戦闘システムがほどよく頭を使う感じで、評価のわりには面白いです。敵が強いので、今を優先するのか次を見据えるのかの判断に緊張感がただよいます。ガチャが渋いのは間違いないですけど。

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冷たい密室と博士たちを読んだ

このシリーズの何に惹かれたのか考えてみると、登場人物たちの論理的な思考に魅力を感じたからではないかと思います。個人的に犀川のような論理的な思考ができるようになりたいと思っていて、読んでいけば何か掴めるんじゃないかと感じているのです。

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少年検閲官シリーズを読んでみて

面白いミステリと紹介されていて読んでみた少年検閲官。続編のオルゴーリェンヌも読みました。どこか退廃的で幻想的な雰囲気が漂い、私の好みドストライクだったのですが、その雰囲気と少年検閲官がミスマッチに感じられていまいち没頭できませんでした。

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殺戮にいたる病はいろいろ語りたいのに語れない作品

グロテスクな表現が苦手な人にはツライかもしれません。一人の人間が殺戮にいたる過程を生々しく描写していて、そのあまりの臨場感に目が離せなくなりました。読み終わった後に訪れる不思議な感覚を楽しんで欲しい、「とにかく読め」な作品でした。

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貴志祐介「新世界より」を読んで

新世界よりをアニメで見て心を鷲掴みにされ、原作を手に取りました。超能力なんて便利な能力があったら世界がハッピーになる、なんていう幻想を打ち砕かれ、さらには人間の醜い部分を目の当たりにして、人とは一体何なのだろうかと考えさせられる物語です。

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天才の虜になる理系ミステリ、すべてがFになる

アニメがきっかけで原作読んでみましたシリーズ。読み終わってみれば天才の虜になってしまいました。謎解き部分についてはしっくりこないところもあったのですが、理路整然とした内容や理系なキャラクターの魅力でぐいぐい惹き込まれてしまいました。

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