3Dなのに普通のアニメに見える楽園追放Blu-rayをレビュー
何がスゴイというと、全編フル3DCGなのにCGに見えない。というのが一番に出てくるんだけど、それだけじゃありませんでした。
映像が本当にすごいのは間違いありません。3DCGのはずなのに違和感を感じないのですから。
「あ、ここCGだ」っていう、普通のアニメ見てて思うような違和感がありません(もっとも全部CGなんだから当たり前なんですが)。
かといって、ディズニーの映画みたいなアニメーションではなく、いわゆる普通のアニメっぽい感じ。団地ともおとかとは違うし、映画ファイナルファンタジーみたいなのとも違う。メカはメカっぽく、人間は人間っぽく。主人公のアンジェラがものすごく柔らかい感じがして「スゲー」って思いました。
でも映像だけじゃなく、普通に映画として、アニメとして面白いです。映像がすごいのは間違いないけど、それを抜きにしても面白いです。
ちゃんとエンターテイメントしています。ドラマがあって。迫力のアクションシーンがあって。ドキドキハラハラがあって。そしてちょっとウルッときて。なんか人間のあり方とか社会のあり方とか、そんな感じのことを考えてみたりしちゃうくらいには、何かしらの琴線に触れるいい作品だと思います。
上映している映画館が近くになくてBlu-ray購入しましたが、買ってよかったと思います。
完全生産限定版を買うかどうか
今から完全生産限定版を手に入れるか、それとも通常版で手を打つかという観点でのお話です。
完全限定盤には通常版とは違って次のものがついています。
- オリジナルサウンドトラック(主題歌EONIANのEnglish Ver.含む)
- 縮刷版パンフレット
- シナリオ決定稿(シナリオブック)
- 三方背BOX&デジケース
通常価格でなら完全生産限定版を購入する価値はあると思いますが、通常版との価格が3,000円も開くようならちょっと考えものです。私は完全生産限定版を6500円で購入しましたが、特典の中で一番良かったなと思ったのは縮刷パンフレットです。
サントラもいいものですけど、じゃあ毎日聞いていたいか、通常版との価格差を推してまで手に入れたいかというとまた話は別ですし。
シナリオブックは厚いですけど、じゃあ見ていて面白いかといわれると、本編見てた方が面白いですし。この文章があの映像になったのかと思うとスゴイですけど、個人的には映像特典のメイキングの方が面白いと思います。
今から買おうという人は、わざわざ高い限定版を購入せず、通常版で本編を存分に楽しむといいと思います。
私は限定版の特典については「まあこんなもんか・・・」という感想でした。なので、無理して限定版買っておまけに何ともいえない感想を抱くよりは、本編だけ楽しんで「面白かった!」で終わるのがいいんじゃないかなと思います。
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