3DS版ドラクエ8をプレイしてみた

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君(3DS版)
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細かい部分で面倒臭さを感じたものの、それなりに楽しめた。

私がちゃんと最後までプレイしたドラクエシリーズというと、4になるでしょうか。他のシリーズはやったことあるけれども最後までプレイしてなかったり、そもそも私がFF派なのでプレイしていないから記憶に無かったりするのです。ドラクエ3のヤマタノオロチのあたりで、あの忌々しい効果音とともにセーブデータが消えたのがいい思い出です。

そんな私がなぜドラクエ8をやろうと思ったかというと、これまたたまたまだったりします。何かゲームやりたい→なにかいいのないかな→3DSで評価の高いソフトないかな→という流れで目についたのがドラクエ8でした。

ドラクエ8は未プレイですが、ニコニコ動画で中途半端に内容を知っている状態でした。そんな初見(初見といえるのかは微妙な気もしますが)プレイでしたが、それなりに楽しめたように思います。いきなり最初のボスが強くてびっくりしたり、死にイベントかなと思ったらそうじゃなくて絶望したりとか、そんな経験をしつつもそれなりに楽しめました。

3DS版ではボイスが追加されてますが、私は初見ですから特に違和感を感じることもありませんでした。逆に初見プレイで良かったのかもなぁなんて思ったりもします。自分の中でキャラクターたちのイメージが存在しないので、「この声俺のイメージと違う」ってことが起きなかったのは良かったと思います。特にトロデ王とヤンガスのやり取りは、コミカルで面白かったです。

ドラクエ8で何が良かったかといわれたら、私はストーリーを挙げます。物語の展開が、いい意味でドラクエっぽくなくてちょっと見直しました。ドラクエっぽさってなんだよって話ですが、私の中でのドラクエは「お前は勇者だ、魔王倒してこい」っていう感じでストーリーが進むものというイメージが強いのです。

その観点からしてみれば、ドラクエ8の主人公は「勇者」として扱われるわけではありません。世界を滅ぼす魔王を倒して「世界は平和になった、めでたしめでたし」みたいなエンディングでもありません。私にとってはそれがとても新鮮でした。

特にエンディングが実にいいと思います。主人公たちは世界を救った勇者なはずなのに、だからといって崇め奉られるわけでもなく、むしろ戻ってきた日常の中で忘れ去られていくような感じです。そんな中で世界を救った勇者としてよりも、一人の人間としての幸せが最後にクローズアップされる展開で、ちょっとドラクエ見直しました。

一方で充分に楽しめたのかというと、実のところそうではありません。細かなところで面倒くささを感じてイライラする場面も多かったです。

そんな微妙なストレスを感じながらのプレイでした

そういう細かいことが積もり積もって、なかなかもう1回プレイしようという気になれません。エンディングにもいくつか種類があるみたいなんですが、ちょっと面倒くさくて2パターンしか見てません。

こればっかりはドラクエ8がうんぬんというより、私がゲームを楽しめなくなってきているだけなのかもしれません。

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