2つの切ない物語、さよなら妖精を読んでみた

小説を読んでいて一番楽しいときというのが、私の場合は「してやられた」って舌を巻く瞬間です。この作品を読んで受けた衝撃は今でも忘れられません。思い出補正が強いせいかもしれませんが、この衝撃を超えるような作品になかなか出会えずにいます。

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冷たい密室と博士たちを読んだ

このシリーズの何に惹かれたのか考えてみると、登場人物たちの論理的な思考に魅力を感じたからではないかと思います。個人的に犀川のような論理的な思考ができるようになりたいと思っていて、読んでいけば何か掴めるんじゃないかと感じているのです。

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少年検閲官シリーズを読んでみて

面白いミステリと紹介されていて読んでみた少年検閲官。続編のオルゴーリェンヌも読みました。どこか退廃的で幻想的な雰囲気が漂い、私の好みドストライクだったのですが、その雰囲気と少年検閲官がミスマッチに感じられていまいち没頭できませんでした。

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殺戮にいたる病はいろいろ語りたいのに語れない作品

グロテスクな表現が苦手な人にはツライかもしれません。一人の人間が殺戮にいたる過程を生々しく描写していて、そのあまりの臨場感に目が離せなくなりました。読み終わった後に訪れる不思議な感覚を楽しんで欲しい、「とにかく読め」な作品でした。

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天才の虜になる理系ミステリ、すべてがFになる

アニメがきっかけで原作読んでみましたシリーズ。読み終わってみれば天才の虜になってしまいました。謎解き部分についてはしっくりこないところもあったのですが、理路整然とした内容や理系なキャラクターの魅力でぐいぐい惹き込まれてしまいました。

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折れた竜骨は純粋な知的遊戯ミステリ

中世ヨーロッパを舞台とした、魔法あり、不死の人間ありのファンタジーな物語です。しかしその中身は純粋な論理によって構成された、高度な知的遊戯の物語でした。争点が明確にされているがゆえに、非常に読み応えがあって面白かったです。

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短篇集「満願」を読んでみた

6本の短編が収録された短篇集です。全部読み終わった後に思うのは、表紙がこの短篇集の雰囲気を実によく表しているということです。暗いとか悲しげとか、はかなげ、妖しげなんて言葉がよく似合うんじゃないかなと思います。

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江戸川乱歩の三角館の恐怖を読んでみた

面白いミステリ作品と紹介されたのを目にして読んでみました。この作品はフェアな条件で謎解きが楽しめる作品です。純粋に犯人が誰であるかを考えることに集中できる作品になっていて、名作として名前が挙がるだけのことはあるなと思いました。

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英題が意味深な、犬はどこだを読んでみた

サスペンスとして楽しめる作品だと思います、途中までは。後味が悪いとは聞いていましたが、というよりは「笑えない怖さ」が味わえる作品だと思います。話としてよく出来過ぎていて、逆に笑えないと私は思いました。中高生に教訓として読んでもらいたい。

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あとがきから広げる読書の輪、愚者のエンドロールから読んでみた2冊

前回「遠まわりする雛」のあとがきに紹介されていた本を読んで、思いの外楽しめたことに味をしめました。そこで同じように同著者の「愚者のエンドロール」のあとがきにて紹介されていた、「毒入りチョコレート事件」と「探偵映画」を読んでみました。

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