Live2Dを試してみて良かったところと挫折ポイントについて書いてみる
とりあえず無料で試すことができるので、前々から興味もあったLive2Dを試してみました。
自分で描いた2Dのイラストをぐりぐり動いたらどんな感じなんだろうって思ったんですよね。後は実際に動かしてみるのは、どれくらいの労力でできるのかというのも知りたかったのです。
公式サイトのチュートリアルをざっと見て、とりあえず手っ取り早く試せそうなPSD&テンプレ機能で簡単モデリングで試してみることにしました。
ところどころすっとばかしていますが、実際の作業の様子をYouTubeにアップロードしてみました。録画せずに作業していたりしたので、ダイジェストですけど参考にしてみてください。
つまづきポイント
つまづきというか、放り出したくなったところは2点ありました。
- 色塗りが大変
- テンプレートモデルを適用して動いたらキモかった
- チュートリアルからステップアップするのが大変
1については私が普段色を塗らないからなだけですけど、目を塗るのが非常に大変でした。色塗りも練習しないとなんですけど、下絵段階で毎回飽きちゃうんですよね・・・。
2については、とりあえず素材はできて、Live2D Cubism Editorでテンプレートモデルを適用した時です。
おお動いたと思ったらうまく目などの動きがおかしくてキモい表情になってしまいました。
ここはチュートリアルを見ながら作業をしていたのですが、自分の作った素材が悪いのかテンプレートの適用の仕方が悪いのか分からなくて途方にくれました。
チュートリアルを読み進めていけば分かるのですが、あとでパーツの動きは修正できるのでここは我慢して先に進めばよかったようです。
テンプレートモデル適用して動きがおかしくても後で修正できる。これは大事です。テンプレートモデルを適用するページに、「動きがおかしい場合は後で直します」の一言が書いておいて欲しかったです。
パーツの動きの微修正ができると分かれば後は特に難しくはありませんでした。
パーツの動きを修正すると言っても、目と口くらいしかいじってませんので、そんなに時間はかかりませんでした。
3。のステップアップについては後述。
自分の描いた絵が動くと感無量
モデルができ上がれば後は動かしてみるだけです。
手っ取り早く動きを確認するには、mocファイルを書き出してLive2D Viewerで確認するのがいいです。動画でもLive2D Viewerで動きを確認してます。
Live2D Viewerで開けばサンプルのモーションを読み込むことができるので、別途モーションを作ったりする必要はありません。
サンプルモーションを読み込んで動かした時、馬鹿かと思われるかもしれませんが自分で描いたキャラに胸キュンしてしまいました。苦労が報われる瞬間です。
苦労といっても作業時間でいえば通しで8時間くらいなんですけどね。
それでも自分で描いたキャラが微笑みかけてくれるとなんか不思議な感情が湧いてきます。
ムダにファイルサイズが大きい(10Mもある)のですが、キャラクターの動く様子がWeb上で確認できるサンプルを作ったので良かったら見ていってください。
Unity Web Playerが別途必要になります。
ステップアップは難しい
上記のブラウザで確認できるようにしたやつなんですが、Unity使ってWebで確認できるものを書き出したものになります。
マウスカーソルを追っかけるだけのモデルはチュートリアルで取り扱っているのですが、これではマウスカーソルをおっかけるだけしかしてくれません。
Live2Dのサイトにあるサンプルのように、クリックしたらモーションを再生するみたいなものを作ろうと思ったら作り方が分かりません。
Live2D上で動かすだけならハードルは低いのですが、そこからステップアップしようとすると非常に難しいです。
プログラムの知識が必要になってくる上に、情報があまりないので調べるのも一苦労です。
自分一人でほくそ笑む分には簡単ですが、それをみんなに見てもらおうと思うと大変です。
SDKに含まれているSampleのSampleAppを元にどうやれば何ができるかを把握していくのが近道っぽいですが、それにしてもチュートリアルのDemoと比べると一気に難易度が上がってます。
今のところUnityを使って試行錯誤していますがなかなか難しいです。
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