風来のシレン5+をやりだしたら止まらなくなった
風来のシレンといえばゲーム内の泥棒が定番だが、このゲーム自体は私の時間泥棒である。
気づいたら2時間溶けてる
きっかけはニンテンドーゴールドポイントの有効期限が迫っていたことだった。いくつか候補はあったものの、未プレイのやつがいいなと思ってシレンを買うことにした。
期限間近のポイント消費のために軽い気持ちで買ったが、気づいたら膨大な時間が溶けていた。恐ろしい。
私はシレンシリーズのプレイ歴は、初代と外伝シリーズだったと思うがアスカ見参をやったことがあったかなという程度。
ファーストインプレッションとしては処理が重いところが気になった。ストーリーダンジョンが特に顕著だが、マップ内にNPCキャラや仲間キャラ(なんと最大3人)が敵以外にうろつくので、そのせいもあってかスムーズに動けないことがちょくちょくあって気になる。
初代のときはこういったターン処理がスムーズになるように苦心したというような話をどこかで見た気がするが、本作ではそこは割り切っているようだ。
ダンジョンによってはNPCや仲間が存在しないようなところもあるので、そういったダンジョンで遊べばいくらかマシとはいえ、操作感に微妙なストレスを感じるのは気になる。モンスターを罠にかけたり仲間にするダンジョンではさらに顕著になってこれらのダンジョンはちょっと遊びたくないレベルに苦痛だったりする。
そういうテンポが気にはなるが、そう感じつつもやり始めたらのめり込む。寝る前にちょっとだけ遊ぼうと思って始めたら、気づいたら2時を過ぎていたりする。なんという時間泥棒だろう。
ストーリーダンジョンは歯ごたえがある
初プレイ時は当然ストーリーダンジョンを進めた。これもクリアするまで結構な時間がかかった。ちまちま装備を鍛えていたから時間がかかっただけではあるが、それでもストーリークリアまで70時間くらいやってたような気がする。
何も考えずに行けるとこまでずんずん進んでいったらいきなりボス戦が始まってなす術なくやられたりした。道中も装備が整っていないとわりとえげつない。
特に仲間キャラがやっかい。敵がやっかいなのに仲間が邪魔になることが多かった。仲間を見捨てて先に進むのもある程度やむなしだが、ストーリー上重要なキャラは生存したまま一緒に進まないといけないので、これが難易度を上げている。
仲間をかばおうにも敵が強かったり特殊技がやっかいだったりして、かばおうにもかばえなかったりする。このあたりが悩ましかった。
ストーリークリアすると遊べるダンジョンが増えて、そこからまた時間が飛んでいく。
ストーリー進めなくても十分に遊べる
今はストーリーをクリアしたデータとは別のデータで遊んでいる。こちらではストーリー進行しなくとも遊べるダンジョンで遊んでいる。
シレン5Plusにはかなりの種類のダンジョンが用意されている。そのうちいくつかはストーリーの進行にかかわらず遊べる。
特に私がお気に入りなのは波乱の岩場である。モンハウが出現しやすいダンジョンで、代わりに強力なアイテムも出現するダンジョンである。突然のモンハウによるスリルもありつつ、強力なアイテムで進行できて遊びやすい。
中には運ゲーを強いられる無茶なバランスのダンジョンもあったり、逆にヌルすぎるものもあったりする。ダンジョンの数はとにかく多いので、全部遊び切るのも難しいのではないかと思えてならない。
ストーリーをクリアすればそれがさらに増えるのだから、ひととおり遊んでみるだけでもかなり時間がかかる。
一度のプレイ時間がながくなりがち
あと気になるのは一度のプレイ時間が長いということ。まとまった時間がないとなかなか難しい。
ダンジョンに潜ってしまうと途中で切り上げづらいのだ。途中で切り上げてしまうと集中力が途切れて再開してもうまくいかなかったりするからだ。
そういう意味では手軽なようで手軽じゃない。気にせず適当にやればいいだけかもしれないけれど。
単に私の進め方が下手なだけで長くなってる面もあるだろう。ただ、早く進めようと雑になりすぎるし、回転数を上げてもそれはそれで面倒になってくる。そうして繰り返していると徐々にプレイも雑になってしょうもない死に方をするようになる。
そんなスパイラルに陥りがちなので、じっくり腰を据えて遊ぶのがよいタイプのゲームだろう。スキマ時間にこまごまやるよりも、ガッツリ時間がとれるときに集中してやり込むのがよい。
特にリラックスしてるときにやらないとだめだろう。イライラしているときにやると操作が雑になり、さらにイライラする悪循環に陥る。それで長時間のプレイがパーになってしまったら目も当てられない。
Amazonのほしいものリストを公開しています。仕事で欲しいもの、単なる趣味としてほしいもの、リフレッシュのために欲しいものなどを登録しています。 寄贈いただけると泣いて喜びます。大したお礼はできませんが、よりよい情報発信へのモチベーションに繋がりますので、ご検討いただければ幸いです。