WiiUのときは1ヶ月でリタイアしたけどSplatoon2を買ってしまった
Nintendo Switchを買った。別にスプラトゥーンのために買ったわけではないのだけど、最初に買ったソフトはイカだった。
私は1(WiiU版)をやったことがある。本体と一緒に買ってきて、しかし1か月程度で本体ごと売却してしまった。対人戦が楽しめなくて、自分でやるよりプレイ動画を見ていた方が楽しめるという判断からだった。
にもかかわらずまた買ったわけである。合わなかったとはいえ、ちょろっとやってみたいという気持ちはやっぱりあって、やってみるのであれば旬のうちの今やるべきだろうと買ったわけである。パッケージ版で買っておけば、やっぱり私には無理だと思っても処分できるので。
プレイ時間は今のところ約60時間位らしいが、この時点でWiiUのときよりも長いこと遊んでいることになる。それは間違いなくサーモンランのおかげであろう。
コントローラが普通で扱いやすい
WiiU版だとゲームパッドで操作せざるをえなかったのだが、あれはでかすぎた。私は対人戦となると緊張で軽く手が震えてしまうんだけども、そうなるとゲームパッドだと重くて操作がつらかった。普通のコントローラだと、腕への負担が軽くて操作しやすい気がする。
ちなみにコントローラはProコントローラを使っている。
はじめのうちは、携帯モードで遊ぶこともあったのだが、Proコンに慣れるとジョイコンでは操作しづらい(右の人差し指がつりそうになる)。ただ、ジョイコンで遊べないことはないので、最初はジョイコンで様子見というのもありかもしれない。それくらいにProコンは高い。
高いくせに十字キーの反応がイマイチだったり、スティックが削れやすいのか気づいたら白い粉みたいなのが付着していたりする。値段の割に作りが大丈夫なのかと心配になるのだけど、やっぱりProコンのほうが手にフィットして操作しやすいのは間違いない。
サーモンランが楽しい
サーモンランは他のプレイヤーとの協力プレイモードである。バイト戦士となって迫りくるシャケの群れからイクラを回収するお仕事に勤しむ。これが楽しい。
実のところ、スプラトゥーン2をやってみたいと思ったのは、協力プレイモードであるサーモンランが追加されたことが大きい。
対人戦だと私は上手い人にやられまくってまでもがんばって続けようという気になれないのだけど、このサーモンランだとクリアできなくても「後もう1回」と自然と続けてしまう。ちなみにその後1回はその後延々続くことになるので、気づいたら2時間経ってましたなんてことがざらである。
ナワバリバトルより楽しいと感じるのは、やっぱりクリアできたときだろう。顔も知らない4人が集まって、こんなん無理やろというような敵の群れに翻弄されながらもノルマを達成して生き残れたとき、なんともいえない達成感で満たされる。これがあるからつい「もう1回」ってなってしまうのである。
「我々の間には、チームプレーという都合のいい言い訳は存在せん。あるとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ」 攻殻機動隊S.A.C 荒巻大輔
なんて言葉が実にぴったりなゲームモードである。まぁスタンドプレーが行き過ぎて、まるで連携が取れずに全滅することもあったりするが。
ツライポイントその1 対人戦がツライ
サーモンランは基本的に楽しく遊べているが、やっぱり対人戦は私には合わない。プレイ時間の大半をサーモンランに当てていることもあってか未だにランクは6なのだけど、ナワバリバトルが楽しめないから自然と足も遠のく。ガチバトルにも挑戦してみたいが、ランク10まで上げるのが果てしなく遠い。たまにナワバリバトル行っても2,3試合で「もうええわ」ってなる。
立ち回りがわかっていないとか、操作に慣れていないといった問題が大きいのだろうが、対人戦に潜っても基本的に一方的にやられる。ランク一桁は私だけで、周りは30以上の人しかいないのがザラである。
ランクが高さが上手さに直結しているわけではなくて、あんまり慣れてなさそうな人もいたりはするけれども。でもやたらと殺意の高い人もいて、そういう人とマッチするとやられまくってツライ。
マッチングがクソだと悪態をつくことはできるけど、それは本質的な問題ではないだろう。そこは下手くそな私がうまくなっていくしか解決方法はない。
問題は、荒波に揉まれながら挫けずに続けていけるかどうかであって、私の場合そこが微妙なところである。チームとして勝っても下手くそであんまり貢献できてる気にならないから微妙な気分になり、負ければ当たり前のように凹む。それでも続けていけるかどうかという話である。
それだったら「現時点の腕前でそれなりに楽しめるサーモンランでいいや」となってしまい、対人戦は敬遠してしまうのである。
ヒーローモードは酔う
総プレイ時間のうち大半がサーモンランに費やされていて、残りはヒーローモードに使われている。WiiUのときと比べると、ヒーローモードのボリュームは多くなっているといえる。ステージ数は覚えていないけれども、amiiboなしで複数の武器がヒーローモードで使えるのは改良点だろう。
私はひととおりクリア+傘で全ステージクリアまでやった。が、ヒーローモードはもういいかなっていう感じである。その理由は単純に「画面に酔って気持ち悪くなるから」である。
勘違いしないでいただきたいが、私はサーモンランやナワバリでは気持ち悪くならない。これらのモードは普通にプレイできている。ただヒーローモードだけはツライ。他のモードと比べて上下左右の視点移動が激しいせいかもしれない。特にステージ4のボス+短距離射程のブキでの戦いは超きつかった。
オフで一緒に遊べる人がいるならお勧め
スプラトゥーンは万人向けっぽそうに見えてその実、人を選ぶというゲームである。簡単操作でインクを撒き散らして「たのしー」するだけのゲームではない。やられながら地道に練習を積み重ねていくゲームである。
なんか人気なんでしょと手を出してみたけど、思ったのとまったく違うと挫折する人もきっと多い気がする。Amazonでの評価が3.5(2017/8/7現在)になっていることがそれをよく表しているように思う。
そんなわけで、間違いなくいえることはプレミアム価格を払ってまで手に入れるゲームではないということ。やりたくてたまらないから転売価格でも買ってしまおう、というのは止めたほうがよい。あなたがWiiU版のスプラトゥーンをプレイしたことがないのであればなおさらである。
逆に家族みんなでとか友達と一緒にやるとか、オフで一緒に遊べる人がいるのであればお勧めできると思う。スプラトゥーンはSwitchを持ち寄ってローカルプレイができる。一緒にワイワイ言いながら遊べる人がいるのであれば、一緒に練習したりできるのできっと楽しいのだろうなぁと思う。私のように、オンでもオフでもぼっちでプレイだと、サーモンランだけが心の支えとなってしまう気がする。
ただ対人戦が苦手であっても楽しめるサーモンランが追加されたのは本当にありがたかった。私はこの先もずっとサーモンランだけ遊んで、本当に気が向いたときにだけナワバリでランクをあげようとするかもしれないけれども、それでも別にいいかなと思える程度には楽しめている。
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