電子部品の接点回復、コンタクトスプレーを使ってマウスを修理してみた

コンタクトスプレー
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マウスのチャタリングから解放された

接点回復スプレーなるものがあるらしい。電子部品などの端子に吹きかけると、通電がよくなるというものだ。

自分の使っているマウスを、いい加減捨てるかなとか思っていたのだが、どうせ捨てるなら分解して修理しようと思いいたったのが今回のきっかけである。

マウスの修理

ちなみに私の使っているマウスはこれだ。ロジクールのM950という製品で、実のところ買ったのは2012年である。

チャタリングを起こしてクリックしてもまともに反応しない状態なのだが、そもそもマウスを使うWindowsマシンの使用頻度が極端に低いのでそのまま放置していた。

そこでふとこのマウスを修理できないものかと思って調べてみたら、同じようなことを考える人はいるもので、ものすごい詳細なレポートを上げてくださっている方がいらした。

http://www.denki-kayou.net/?p=3968

もうあとはこの方のやってる手順をそのままトレースした。私は横着してクリックする銅製の金具部分を取り外しはしなかった。つまり、スプレーを吹きかけた後あまり丹念に拭き掃除はしなかったということである。

そんな状態であるが、マウスの動作は非常に軽快になった。まだまだ使えそう。

ちなみに作業でもっとも大変だったのは、マウスの底のラバーを取り外すことだった。カッターだけで切り離そうとすると中間部分あたりで切れてしまい変なことになった。

マウスのクリック感度は良好になったが、マウスの滑りは悪くなったというオチだ。

何を使えばいいか

接点回復剤、接点復活剤、呼び方はまあいろいろあるが、製品もいろいろある。

私ははじめホームセンターで探し回ったが、目的のコンタクトスプレーはおいてなかった。

修理記事を書いた方が使っているのもコンタクトスプレーだからというわけではないが、私もコンタクトスプレーがいいなと思ったのでこれを探しに行ったのだ。しかしそこにはおいてなかった。

KURE2-26とかなんだか100均でもおいてそうな接点復活剤とかはあったのだが。

まあどれも効能自体に大差はないのだろうが、用途が違ったり、ゴムやプラスチックに影響を与えるような性質を持ってたりと細かな違いがある。まあそのあたりは自分の用途にあったものを選ぶといいだろう。

なにゆえコンタクトスプレーか

私がコンタクトスプレーにしたかったのは、ゴムやプラスチックにかかっても問題ないという、ただその一点につきる。

一方でコンタクトスプレーはフレキシブルケーブルや導電性ゴムには使うなという注意書きがある。

フレキシブルケーブルは、たぶんスマホなどの電子部品でよく使われてるフィルムっぽいケーブルのことだろう。

導電性ゴムとはなんぞやと思って調べたら、ゲームのコントローラやリモコンなどで使われているゴム製のボタンをスイッチにしているやつとかのことらしい。

コンタクトスプレーはそういうものには使うなということだけ気をつければいいだろう。

モノタロウが最近のお気に入り

ちなみに私はモノタロウで購入した。一部では工具通販のAmazonとも呼ばれているらしいが、モノタロウ結構便利で私は最近こちらをよく利用している。むしろAmazonの使用頻度は落ち気味だ。

ちなみにモノタロウは個人消費者と法人・個人事業主とで利用できる窓口が異なるので、その点は注意されたい。私は個人事業主なので、事業主の方の窓口を利用している。

個人でモノタロウ使いたいならこちらになる。

価格的にはAmazonの方が安いものもあるが、モノタロウも結構頑張っていると思う。何よりサクラレビュー的なものが少ない(というか多分ない)ので、Amazonで感じる面倒くさい部分がないのが好感が持てる。

また販売者はすべてモノタロウなので、Amazonが発送するけど販売者はマーケットプレイスの業者でしたとかいうのがないのもよい。

そういうのもあって、私は最近モノタロウでの注文することが増えているのであった。

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