冷静に考えると殆ど使わないけど、一度は使ってみたいレーザー距離計測器を買ってみた

BEVA レーザー距離計 最大測定距離60
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メジャー使って距離を測るのに比べたら遥かに楽。ただし新築とか荷物がない状態の部屋の場合に限定される

レーザーを使って距離を測れる。一度はやってみたいと思わないだろうか。

そもそもメジャーを片手に長さを測ったりすること自体少ない。それなのにレーザー距離計測なんて必要か? 疑問はごもっともである。ただ、限定された条件ではあるが、メジャーを使って距離を測ってなんかられない場面があるのだ。そう、それがリフォーム後や新築物件において、荷物を配置するシュミレーションをするときだ。

メジャーで長い距離を図るのは難しい

たとえば部屋の端から端までどれだけの長さがあるか。これをメジャーで測るのはかなり大変である。特に、一人でやると無理がある。メジャーはゆがむし、途中で折れ曲がるし、まともに測るのは至難の業である。

二人でやればいいじゃんという意見もあろうが、引越し作業をするときに二人でわざわざ測るのもかなり大変なのだ。

そしてメジャーだと高さを測るのが難しい。部屋の天井から床までの長さをメジャーで測ると、メモリがとにかく読みづらい。

つまり、そういった大義名分を手にして、私はレーザー計測器を購入したということだ。

誤差が気になる

レーザー計測を行うにして、誤差はどうなるのかきっと気になるところだろう。私はメジャーで測ったほうが正確なのではないかと思ってしまう。そもそも買ったレーザー計測器は安物だし、精度大丈夫なのと思うのも不思議はないだろう。

ただ、メジャーを使えば誤差がないというのもまた幻想である。平行になっていなかったり、メモリの読み間違いなど、結局物理的にメジャーを使って測ったところで誤差は出るのである。

よってレーザーだから誤差があるのではという疑念は捨ててよいだろう。むしろメジャーなら誤差がないという方が幻想である。まあ、ダンボールのサイズを測るとか、小さなものを測るのならメジャーで充分なんだけども。

レーザーで測ってみた

当然誤差が気になるので、メジャーで15cm程度測った場所からレーザー計測器を使う。ミリレベルまで出るのであれだが、基本的にはメジャーの長さと変わらない。

さてこうなるといろんなところを測りたくなるのだが、レーザー計測器には明確な弱点がある。障害物のある場所の計測は難しいというか無理なのである。理由は、レーザーを照射してその反射で距離を測るからである。途中に家具があります、荷物がおいてあります、という状況ではまともに計測ができないのである。

よってこれが活躍する場面はかなり限定される。それは、新築やリフォーム語など、部屋の中に一切荷物がない状態のときである。そんな状況において、家具がどれくらい入るかを調べるために大活躍するのである。メジャーを伸ばして戻してする手間が省けるのである。超便利。

まあ超便利なんだけど、そもそも使う頻度少ないけどね・・・。

その場便利機能

機種によってはないかもしれないけれど、とりあえず私の買った製品についている機能をいくつか紹介しておこう。

最小・最大モード。レーザーが平行になってるかどうかあやしい場面、機械をしっかり固定できないような場面で活躍する。レーザーの反射距離の最大値・最小値をそれぞれ記録してくれるモードである。機械の位置が決まってさえいれば、最小値が求めるべき距離となる。

履歴機能。計測した距離の履歴を保存できるので、後から参照可能である。メジャーで測っていたときは、伸ばしてxxcmだな、そしてメジャーをしまってメモしようとしたときに「さっきの何cmだっけ?」となることがしょっちゅうだった。レーザー計測機なら計測が早いし、履歴も見れるし、こういうしょうもないことが起こらないのはよいい所。

ピタゴラスの定理機能。つまり三角定理によって高さを計測しようという機能である。が、これは別に使いそうにない。建物の高さを知りたいときには便利かもしれない。

他には3辺の長さ合計を求める機能なんてのもある。メジャーと暗算でやっていたダンボールのサイズ計測が楽になる。ただ、レーザー計測器のレーザーを途中で受け取れるように板などを使うなどして、計測の仕方に工夫が要る。だから結局メジャーでは買ったほうが早い気がする。

あとはこの製品は簡易的な水準器がついているので、機器が平行になっているかどうかを確認しながら計測できるのは便利なところ。ただ水準器のサイズが小さすぎて、あまり精度に期待はできないのだが。

後は計測開始位置を、機器の先端にするか後端にするかを簡単に切り替えることができる。この機能はこの機種に限らず、大抵のレーザー計測機に備わっているだろう。

引越し時にあると便利

さて、レーザー計測機の魅力は伝わっただろうか。一度は使ってみたい製品であるのは間違いないだろう。そして一度使ったら実はそんなに出番が無いことに気づいてしまうものでもある。悲しい。

一応屋外でも使えるので、まあ一台あったら便利な品物であることは間違いないだろう。ただ、存在を忘れてしまいそうだけれど。

ただ確実にメジャーを伸ばしてしまってをするよりは、計測がさっと終わって楽なのは間違いない。

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