ハサミのような栗の皮むきマシン、栗くり坊主2をレビュー
私は栗ご飯が大好きです。実際には栗自体が好きなのではなく、もち米が入っているのが好きなのですが・・・。
我が家では一年を通じて定期的に栗ご飯を食すので(月1回の頻度)、栗の皮むき作業がそれなりに発生します。基本的には母が包丁を使って剥いていますが、量が量だし包丁だと大変そうなのでこれを買ってみたわけです。
鬼皮を剥くのは非常に楽
包丁で栗を剥くのに慣れている母曰く、鬼皮を剥くのは楽だねということでした。包丁で剥くのに慣れすぎて、渋皮を剥くのは包丁の方が扱いやすそう。栗剥き初心者の私にしてみれば、包丁で剥く方が難しいと思うのですが、要は慣れの問題なのでしょう。
私もいくつか剥いてみましたが、栗くり坊主の扱いに慣れないせいか、栗がどんどん小さくなっていく。じゃがいもの皮むきをしていたら、最終的に小さい欠片しか残らなかったかのごとく、豪快に実の部分ごと皮を削っていってしまいます。
剥きながらあまりのむごたらしさについ笑ってしまいました。我ながらこれはひどい。
鬼皮の部分を剥くのは確かに簡単なのですが、渋皮の部分となるととたんに難しくなります。
渋皮をきれいに剥くには慣れが必要
何個か剥いてみて分かったことは、渋皮を剥く際には刃の先端部分を使って削るように剥くのがいいということ。面倒臭がって一度に広範囲の皮を処理しようとすると、実の部分がごっそり削れてしまいます。栗の表面が微妙に凸凹しているので、面で剥こうとすると必要以上に実を削ってしまうのです。
刃の先端部分でソロリソロリと地道に削いでいくと、ちゃんと栗の実の部分が残ります。しかしながら、作業スピードが犠牲になってしまいます。「ちょっとでも渋皮が残っていると許せない」という私の潔癖症なところが、余計に時間をかけさせてしまう原因かもしれないけれども。
ともかく、不器用な私が包丁で剥くことを考えれば、安全でいいとは思います。しかし、商品の謳い文句ほど簡単には剥けないなぁと感じました。
もっと数を剥いて慣れてくれば、上手いこと剥けるようになるのでしょう。しかし、栗を毎日剥くわけではないので、経験を積めというのもなかなか難しいところです。
注意点
栗くり坊主の見た目は、はさみのような感じです。片方の刃がぎざぎざになっていて栗を固定する役割を持ち、もう片方がカミソリのような感じになっていて、こちらの刃で栗の皮を剥いていきます。ギザギザでない方の刃は、気をつけないとすぐに指を切ってしまいそうです。栗を剥くのに夢中で、ふと気がついたら自分の指から血が出ていたなんてことになったりするので、取り扱いには注意が必要です。
思いの外簡単に怪我できます。特に鬼皮を剥くときは力を入れて作業をすることになるので、指の怪我だけはしないように気をつけましょう。
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