デロンギのWi-Fi対応マルチダイナミックヒーター使ってみた
若干季節外れな感が否めないが、デロンギのマルチダイナミックヒーターを使ってみたのでそのレビューを書いてみる。
レンティオというサービスを利用してレンタルで使ってみたので、気になる人は使ってみてもらいたい。
レンティオ
レンティオは家電などをレンタルできるサービス。買うほどではないけど短期で使いたい場合とか、買う前に使い勝手を確認したいといったニーズに対応できる。
ダイソン買う前に試しておけばよかったなぁと思ったので、今回は利用してみたという感じ。気に入ったらそのまま使い続けることも可能で、なんなら買い上げることもできる。ただし普通に買うよりは高くなってしまうけれど。
キーボードなんかは試すのにはちょうどよいのかなと思う。
月額利用のプランを利用する場合、最低利用期間が定められているので注意が必要だ。私が今回利用したデロンギのマルチダイナミックヒーターだと3ヶ月の設定がされていた。借り始めから終わりまでちょうどよい期間だったので、私の場合は問題なかった。
驚くほど悪い操作性
デロンギのオイルヒーターは持っているのだが、ワイヤレス操作対応に惹かれて使ってみた。布団の中から電源を入れて、部屋が暖かくなった頃に布団から出る。そういう使い方が可能なわけだ。
Google Homeに対応していたのもポイントが高い。これを目当てにWiFiモデルにしたのだ。
しかしいざ使ってみると、その操作性の悪さにびっくりした。びっくりするくらい反応が悪かったり、操作が反映されるまでのラグが大きい。今の時代に10秒くらい待たされるのはありえないレベルだと思う。
操作性が悪いのは本体を操作する上でもネックになってくる。前面のパネルを操作するのも反応が悪い。ボタンも押しづらい。あまりに操作性が悪いから、もう割り切ってGoogle Homeで電源オン・オフする以外の操作は諦めるくらいだった1。これを6万円出して買おうとはとても思えないレベルだった。
Google Homeで操作できたというけれど、その設定も一筋縄では行かなかった。Google HomeなのにAndroidからは登録できず、iOSでなければ登録させてくれなかった。なんでやねん。
アプリの登録も、登録完了のメールをご確認くださいと表示が出るのにメールが送られてこない。こんなひどいレベルのアプリなかなか見ないぞ。アプリの評価がめっちゃ低かったが、さもありなんという感じである。多分サーバを介して通信してるんだろうなと感じた。直接本体と通信しないから、操作にタイムラグを感じるんだろう。
ここまでひどいレベルだと、このモデルを買うのはやめたほうがいいと思う。果たして来年とかに出るモデルで改善されるのかどうかというところだが・・・。
オイルヒーターと比較して
操作性の面はひどかったが、それを考慮に入れないでオイルヒーターと比較した感想を述べる。
まず設定温度がはっきりと分かるのが大きな違いである。マルチダイナミックヒーターは指定した設定温度になったら運転を停止する。対してオイルヒーターはそれがわからない。だいたい感覚で設定するのだが、それが快適な温度になっているかはわからない。
それが電気代に反映されるのか、たしかにダイナミックヒーターの方が電気代が安く抑えられる。安いと言っても一日中つけてオイルヒーターが300円になるのが、260円くらいになる感じだが。
電気代が未曾有の価格帯に突入している時期だったから、より価格差に敏感になる時期ではあった。来年の電気代の動向によるけれど、このまま上がり続けるのであれば検討の余地はあるかもしれない。
まあ正直なところ、操作性がないなと強く感じたのでオイルヒーターでいいやと思った。これが電気代が半分に抑えられるとかならまだ検討してもいいけれど、この操作性ではわざわざWi-Fi対応モデルを選ぶ理由がない。旧モデルで十分な気がした。
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Google Homeでの操作も、タイムラグがある。「はい、ヒーターをオンにします」から実際に電源がつくまでやっぱり10秒くらいかかる。本当は5秒くらいかもしれないけど、明確に時間差がある。アプリからの操作も反映されるまでそれくらい時間かかる。 ↩︎
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